『チャレンジ部』が小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 短編映画コンクールにて二次審査へ進む21作品に選出!

2022.10.06

A芸制作のリモート作品の一つ『チャレンジ部』が蓼科高原映画祭の一次審査を通過し、全167作品のうち、二次審査へ進む21作品に選ばれました!

本作品は2021年8月から約1ヶ月間で、台本の読み込みから衣装合わせ、演技レッスン、撮影までをすべてリモートで行い、制作した作品です。大阪、愛知、東京、と離れた場所から生徒たちと監督がZoomで集まり、作品制作に励みました。

『チャレンジ部』では、Zoom上での演技シーンのほか、それぞれの役柄に合わせた個別シーンの撮影もあり、生徒のみなさんのご家族など、たくさんの方にご協力いただき、作品が完成しました。

惜しくもノミネートとはなりませんでしたが、リモートという環境の中で生まれた作品が、こうして映画祭にて選出されることを、出演者、スタッフ一同うれしく思います。

<山本浩貴監督よりコメント>
A芸のみなさんと一緒に作らせて頂きました『チャレンジ部』が映画祭の第二次選考に選出されたと聞きました。生徒の皆さんや、親御さんみんなで作った作品が、映画祭などで観てもらえるというのは嬉しいかぎりです。ワークショップの中で、一人一人に自分の思い出を書いてもらって、その内容をセリフに入れたり。親御さんに映像を撮影して頂いたり、みんなで作った作品が、多くの人に見てもらえるのはとてもありがたい事ですね。ワンシーンワンシーンに思い出があります。
また皆さんと作品を作れるのを楽しみにしております!

<出演生徒よりコメント>

▼白石 望 役 ー 結月
どうしたら「望」が深刻に悩んでいるように見えるか、演技の仕方やスマホでの撮影の構図も考えて、いろいろなパターンでお父さんに撮影してもらったことがとても懐かしいです。山本監督のアイデアとアドバイス、スタッフの方々のご協力のおかげですが、撮影素人のA芸生の家族が撮った映像でできた作品が二次審査に残ったのはすごい!と思いました。

▼赤星 学 役 ー 塩澤 空
ちょうど一年前にこの作品に参加してはじめて沢山セリフのある役をもらえて嬉しかったことを覚えています。僕はエンディングでみんなが前向きに挑戦するという姿が何度観ても感動します。赤星学も橋のシーンにその気持ちを込めてました。このメンバーに出会えて幸せです。

▼橘 結衣 役 ー 山下愛祐菜
今回、蓼科高原映画祭に選出されたと知り、すごく嬉しかったです。この作品は、何度見返しても心に残るものがあり、1人の視聴者としても楽しめる、面白いと思える作品です。
私が演じた「結衣」という役は大きな問題を抱えている子だったのでどういう雰囲気で演じたら良いのか試行錯誤しながら撮影をしたことを覚えています。私が演じた以外のキャラクターたちも個性派揃いで、前向きに何事にもチャレンジしてみようと思わせてくれる作品になっていると思います。

▼内田 翔 役 ー 竹内大騎
チャレンジ部の作品は、レッスンの録画だけではなくて、動画提出が多く大変だったと記憶があります。僕の家はお母さんが働いているので、撮影は土日にしてもらうのですが、他の習い事も土日にあるので、合間合間に、太陽がでてる間に撮影しないと~と言いながら、お母さんと必死で撮影した思い出のある作品です。なので出来上った作品を見た時は、提出した動画がこんなふうに繋がって一つの作品が出来上がるんだ!と感激しました。なので、選出されたと聞いたときは、素直にうれしかったです。

▼福留 春奈 役 ー 平川亜音
リモートでの撮影は何度かありますが、自分の夢や経験を脚本に取り入れたり、パソコンを閉じるシーンや外のシーンを携帯で撮影したりなど、新しいことを試すことが多く、そんなところも「チャレンジ部」だなー!と思えた作品でした。それぞれの個性がとても面白くて、楽しい撮影でした。

チャレンジ部(山本浩貴監督)

「私、死にます」という衝撃的な書き込みを見つけ集結した、見ず知らずの子どもたちの物語。ひょんなことからZoom上に集まった子どもたちが自分自身の悩みを共有していきます。この仲間との出会いが、子どもたちをどう成長させていくのか。

【作品情報】
『チャレンジ部』 

白石望 結月
赤星学 塩澤 空
橘結衣 山下愛祐菜
内田翔 竹内大騎
福留春奈 平川亜音

編集 guilloche inc.
協力 株式会社and pictures
制作 ACT芸能進学校

Special Thanks ご家族のみなさま

監督・脚本 山本浩貴
©山本浩貴・ACT芸能進学校

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