イグロ監督リモートショートフィルム制作 レポート第二弾 〜撮影・上映編〜
2022.12.02
イグロヒデアキ監督リモートショートフィルムプロジェクトについて、実際の撮影の様子をご紹介します!
前回のレッスン編レポートはコチラ!
https://act-college.com/18056/
完全リモートで制作するこのプロジェクトは、全3回のレッスンで読み合わせから撮影までを進めました。今回は、3回目のレッスンでの本番撮影をお見せします!
撮影日当日、Zoomで出演メンバーが集まると、スタッフから撮影準備の注意事項や確認がされました。
録音やカメラの位置確認を各自でしていくのは、リモートならではの準備ですね。
撮影中の生徒
撮影直前になると、画面上には生徒だけが映ります。レッスンでは他の生徒との掛け合いや、監督が顔を出すことが多いので、一人芝居に少し緊張する生徒もいました。
それでも、「よーい、スタート」と、本番開始の声がかかると演じる姿勢に切り替えられているのは流石です。
親に反発する子どもを演じる生徒
生徒の中には反省する部分もあったようですが、わずか2回のレッスンでの準備、リハーサル後の成果を発揮できた本番となりました。
監督からは「役者は限られた時間で演技するために、練習するんだよ」という言葉もあり、今回の撮影を経て撮影への向き合い方、練習への取り組み方についても改めて学べる機会になったのではないかと思います。
演じた役になりきった集合写真
撮影後からは、編集作業に入りました。
生徒からの写真の背景を合成して遺跡に出かけたように見せたり、個人で撮影したパートと音声を重ねたり、Zoomを通して撮影した素材を組み合わせて完成に至りました。
ウユニ塩湖で記念撮影のシーン
そして、10月2日にオンライン開催したA芸文化祭にて3チームの『OYAFUKOUを訪ねて』を上映しました!
各チームメンバーだけでなく、A芸講師をしてくださっている監督たちや、他のA芸生たちにも初お披露目となりました。
編集で音楽やテロップがつくと、演じていた時とは違った印象を受ける生徒もいました。
『OYAFUKOUを訪ねて』ラストシーンで全員が画面に集まる
生徒の特技や個性を生かして作られた本作は、生徒それぞれに演じ方の違いがよく現れる作品となりました。
上映後には生徒たちから、
「自分も出演したけど、完成したものを見るとすごい作品になったな、と思った」
「いつもの自分とは全く違う役柄を演じたことがいい経験になった」
といった感想がありました。
今回のプロジェクト作品はA芸生限定で公開しています。参加メンバーが自分たちの演技を振り返るだけでなく、他のA芸生も刺激を受けて一緒に成長できるように役立てていければ嬉しいです!
今後もA芸の映画製作にぜひご注目ください!