2024年度前期 映画出演プロジェクト始動中！レッスンレポート①
2024.07.29
2024年度前期に映画出演コースが4月から始動して、4月〜7月まで4回のレッスンを実施しました。残すは、8月9月のレッスンと10月の撮影となります。
折り返し地点を過ぎた7月現在、ここまでのレポートをまとめてみました！
＜4月：顔合わせ＞
小学校から高校生までの6名が集まった映画出演プロジェクト。
今回のプロジェクトは、脚本作成の前からキャストが決まっており、キャストに合わせて物語やキャラクターを用意する「あてがき*」の方式で脚本を作成していきます。
メンバーで集まった初回レッスンの内容は、「皆がやりたいことを話す！」となりました。
一人ずつ自己紹介を兼ねて、「どんな役を演じたいのか」「どんな物語をやってみたいのか」を伝えて、メンバー同士と監督との顔合わせの時間となりました。
＜5月：プロット* 発表！好きな食べ物について＞
前回の監督から生徒へのヒアリングを経て、本人たちのキャラクターや希望の役柄などに沿った内容も踏まえて、でび監督が早速ストーリーを準備してくださいました。
今回のレッスンの内容は「好きな食べ物について話す！」こと。
監督から生徒たちへ作品プロット*が発表され、さらに各自の好きな「食べ物」に合わせたセリフを作成するために、ヒアリングを重ねる時間となりました。
ストーリーについて少しだけお伝えすると・・・「笑えて、切ない、ちょっと不思議な映画」をテーマに、「食べ物」に関係する物語。
キャストそれぞれの思い入れのある食べ物が詰まった作品となりそうです。
＜6月：第1回読み合わせ＞
脚本の前半部分が出来上がり、レッスン前にメンバー達の手元にお渡ししていたため、レッスンは「第1回読み合わせ」の時間となりました。脚本の配布に伴い、生徒それぞれの配役も発表となります。
それぞれのキャラクターを捉えるために、全員で1シーンを繰り返し演じてみたり、監督と話し合ってイメージを共有し合ったりすることで、キャラクターの「テンション」や「性格」など、少しずつ特徴を掴んでいきます。
＜7月：全体読み合わせ＞
ついに、後半部分も脚本が出来上がり、全体のストーリーが完成となりました！
映画の脚本はここで完成とはならず、第一稿、第二稿、決定稿*、撮影稿*・・・と撮影直前まで何度も修正や調整していきます。
生徒たちは、これまでの読み合わせを踏まえ、それぞれの演じ方を掴んできました。セリフの言い方や声のトーン、表情の作り方や身振り手振りの大きさなど、キャラクターにあった演じ方を捉えるために、一人ひとり監督への質問も活発に出てきました！
4〜7月までのレッスンレポート①はここでおしまいです。
8月からはいよいよ撮影に向けて、稽古も大詰めとなっていきます！
次回レポートもお楽しみに！
【映画制作用語紹介】
「あてがき」・・・演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。
「プロット」・・・物語の筋や構想のこと。
「決定稿」・・・撮影用の最終台本。
「撮影稿」・・・実際に撮影する為にいろいろな事情、問題が出てきた場合に直しが入った台本。
※「〇〇稿」については、作品や脚本家さんによって、様々な呼び方があります。
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担当講師・作品テーマ等の詳細は8月上旬を目処に発表予定です！ぜひお楽しみに♫