”友情”の物語を映画館で!2024年前期発表会 A芸映画祭レポート!

”友情”の物語を映画館で!2024年前期発表会 A芸映画祭レポート!

2024.12.16

10月12日(土)に2024年前期発表会として、A芸映画祭を開催しました!
今回はリアル会場とオンライン会場のハイブリット開催!

各クラスが全4回のレッスンで作り上げた短編作品を、シネマハウス大塚、Zoom、YouTubeで上映しました!

今回のテーマは「友情」

どのクラスも友情をテーマにした物語に挑戦しました。
発表会当日の上映時の様子についてご紹介します。
※希望者は写真にぼかし処理しております。

スクリーンにZoomの映像を流し、遠隔で参加できるようにしました。
会場の様子はスマートフォンからzoomで繋ぎ、オンラインで参加する方も様子がわかるようにしました!
最初の作品は高山直美監督クラスです。

高山直美監督クラス『友達作りレッスン』

ーーーあらすじーーー

友達作りの方法を学ぶため集まった生徒たち。

レッスンを始めたものの、生徒から飛び出すのは模範解答からはかけ離れた解答ばかり。 性格も考え方もバラバラな彼らは、友達作りができるようになるのか?

小6〜高校生までのクラスです。
いろいろなキャラクターに挑戦しました。

舞台挨拶中の塩澤空さん。Zoomで舞台挨拶してくれました!

塩澤空さん「自分の性格がヤンキーって側ではなかったので、ヤンキーってどういう行動するのかなって、いろんな動画とかで見て、小道具も使って演じました。」

持っていた小道具は鉄パイプをイメージしていたそうです!

菱沼康介監督クラス『切っても切れない仲』

ーーーあらすじーーー

冷静なそらと明るいうみは、正反対だけど仲のいい友だち。
ある日の通話中、うみは「2人でYouTuberになろう!」と持ちかける。
即座に断るそらだが、なんだか嫌ではなさそうで……

このクラスは小学生2人の掛け合いです。

コメディに挑戦しました。たくさん話し合ったそうです。とても楽しい作品になりました。
会場には菱沼康介監督もお越しいただき、お話を伺いました。

菱沼康介監督「ブロックごとにテンションが上がったり、下がったりするお芝居的な課題を作って、最初から台本を渡して、きっちり稽古していきましょうってやり方をしました。舞台で音楽も何もなくても2人だけで立ってやりきれるような状態で役者としてやってもらおうっていう課題を見事にやってもらって大変素晴らしかったと思います。どこに出しても恥ずかしくないですよ。」

水田あみさん「工夫したところは、オンライン電話だったから会話のセリフが消えたりしても、面白いかなと思ったり、ちょっとだけでも面白くできるように工夫しました。」

かげやましゅう監督クラス『ノストラダムス』

ーーーあらすじーーー
突然家に現れカバンをあさる不審者。
ゆうの問い詰めに、不審者は自分は宇宙を救うため過去からやってきた母だと名乗る。

自称母は宇宙を救えるのか?

スタジオコースのメンバーでの撮影です。
2人でSFに挑戦しました。
なかなか集まれず練習回数が少なかったのですが、良い作品になりました!

道上凛さん「(役の年齢が)自分の年齢と結構離れてるので、ハタチの女の子に見えるのかなっていうのが一番不安要素ではあったんですけど、見てみると違和感なくできたのかなと安心しました。浅沼さん(共演者)と2人でレッスン受けることが結構何回かあったので、緊張せずにいい雰囲気で最後まで撮影できたかなと思います。」

長谷川朋史監督クラス『どうぶつ会議』

ーーーあらすじーーー
どうぶつ園の動物たちが会議を開いている。彼らは、どうぶつ園の人間たちに色々と不満が溜まっているらしい。脱出計画を企てたどうぶつたちの行く末はーー

自分がやりたい動物を決めて演じました。
この動物はどんな演技をするか考えて役作りがとても良かったですね!

坂本桜涼さん「自分で立候補してゴリラになったんですけど、ゴリラなので声をゴリラっぽく低くしてみたり、会議なのでリアクションであったり、長ゼリフであったり、そういうレッスンでやってきたことを稽古や撮影で生かせられたかなと思います。周りも同じくらいの年で、ユニークな人たちなので、楽しくできました。」

今後の目標も聞いてみました。
京野璃乃さん「ものすごくビッグなんですけど、ドラマとか映画とかCMとかにバンバン出ていつかハリウッドスターになりたいです。」

鈴村展弘監督クラス『ある少女の物語』

ーーーあらすじーーー
お母さんと喧嘩して家出を始めたまみ。
おばあちゃんの家に向かおうとするが、世間知らずのまみは危なっかしい。
道中仲良くなった友人たちは、そんなまみを放っておけず、旅に同行することになった。

長めの物語でしたが、それぞれのキャラクターをしっかり演じることができましたね!

木田友和さんクラス『カミシバイ』

ーーーあらすじーーー
ここで披露されるのはカミシバイ。
床一面に散らばったランダムなお題を拾い上げ、アドリブでお芝居をしていきます。
出演者も先の展開を知らない、台本なしの即興劇に挑戦。

大人でも難しそうなエチュードに挑戦!
レッスン中に何度も何度もエチュードして良かった回を上映しました。

あやめいりやさん「セリフを覚えるのが大変だったけど、エチュードとかをやって楽しくなって、スラスラできるようになって嬉しかったです。たまにおかしくなっちゃったりしても即興で考えないといけないのが大変だったと思います。」

佐藤光さん「エチュードをやるときほとんど後ろ、背を向けてばかりだったなと思いました。(今後の目標は)アクションの役をやってみたいなと思います。」

今後の目標も聞いてみました!

原咲梅香さん「映ってる時とかの表情に注目してこれからお芝居をしていきたいなと思ってます。」

田野彩雲さん「表情にも注目してやりたい。アクションのドラマとか出てみたい。最近運動不足なので体を鍛えて表情も良くなれるようになりたいです。」

渡邊世紀監督クラス『合わなくとも?友』

ーーーあらすじーーー
漫画コンテストに向けて、シナリオと作画のタッグを組んだリオとコロロ。
しかし、2人とも周りの友だちには打ち明けられずにいた。
秘密がバレてしまったとき、複雑になってしまった友だちの関係はどうなるのか、

最後は中学生クラスの作品でした。今回は自分のキャラクターにあてがきをした台本を交換し、自分とは逆のキャラクターに挑戦したので成長につながったのではないでしょうか?

天音理央さん「監督がみんなのキャラクターにあてがきしてくれたんですけど、結局その逆パターンでやってみたので、普段の自分とは違う性格のキャラクターをやるのがとても難しかったです。声の出し方が変わった気がします。いつもより優しく言う感じをイメージしてやりました。」

久保田舞風さん「普段やらない怒りをあらわにする役をやったんですけど、普段やらないってこともあって、慣れるのに時間がかかりました。自分が音声ミスしちゃっても、3人が行動してくれたので上手にできたと思います。」

コロロさん「自分が演技してたときよりも、見た方が自分の演技で足りなかったところもわかったし、改善点とかもあったので、改善していければと思いました。」

上田怜歩那さん「演技が堅苦しくなっちゃうんですけど、今回は自由な感じで演技もできたので、良い作品になってると思うので他の人の演技も見てしっかり学んでいきたいなと思います。」

劇中のセリフに出てくるA芸キッズの「りのっぺ」が途中で登場!

全作品の上映と舞台挨拶が終了し、A芸キッズ出演作品『冒険者たち〜勇者のいないパーティー〜』の第4話も上映、半年間の振り返りムービーを見て、イベントは無事に終了しました。

オンライン会場とリアル会場のハイブリッド開催で、運営スタッフはドキドキしてましたが、大きな問題もなく無事に終わり安心しました!

いろいろな地域に住んでいても、同じように楽しめるイベントが作れていたら嬉しいです!

ご覧いただいた皆さまからは、

「個人個人がしっかり役に対する特徴を掴んでて、個性があってとても良かった。」

「みんなで褒めあう楽しいイメージがあります。」

などの感想をいただきました!

1ヶ月の発表会レッスンを頑張ってきたA芸生の皆さん、準備をサポートして下さった保護者の皆様、ありがとうございました!

また、次回の発表会もお楽しみに!
これからの演技レッスンも頑張って取り組んでいきましょう!

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