オンラインオーディション中の八重樫監督
「子どものみをメインキャストにした映画を3作品制作」するA芸フィルムの第一弾として、八重樫風雅監督作品のオーディションを実施しました!
A芸は、全国どこでも気軽に芸能活動ができるオンラインスクール。A芸フィルムのオーディションも、もちろんオンラインで行いました。
今回、合格しなかった方もそこで終わりではなく、参加した子どもたちにとって、次回に向けての“学び”となればという想いから、「1時間のグループレッスンに参加していただき、そのレッスンをオーディションとする」というスタイルで実施し、監督から参加者一人一人、直接指導していただきました。
オンラインオーディション中の八重樫監督
当日は、二人芝居の台本を使い、「設定を変えて演じ分けてみる」というレッスンを実施。
「二人一組のペアでお芝居」→「監督からのフィードバック」→「別の設定でもう一度同じペアでお芝居」→「フィードバック」というサイクルにより、監督の演出や設定を変えることでの、お芝居の変化を実感できたようすでした。
各グループのレッスンの最後には、監督へ質問する時間も設けました。
「八重樫監督だったらどんな風に演じますか?」という参加者からの質問に対し、
「ちょっと意地っ張りのやつを演じてみようかな。僕はみなさんよりも年をとっているので、より多くの人に出会ってきました。今まで見てきた面白い人とか、嫌だなと思った人とか、スキな人もキライな人も、なるべく興味をもって分析をして、それを役に活かしてみようと考えると面白いなと思っています。」と答えるなど、八重樫監督ご自身の経験も交え、生徒たちに寄り添い、アドバイスしてくださいました。
A芸の生徒以外の参加者も多く、初めてオーディションに参加する方もいましたが、A芸の講師としてレッスンを担当されてきた八重樫監督の丁寧で温かい演技指導に、安心してお芝居に集中することができたようです。
八重樫監督からのコメント
オーディション実施後の八重樫監督にお話しを伺いました。
下記より動画をご覧ください。
▼参加者の声
・オンラインの方がリラックスできて、いつもの自分を見てもらえる気がしました。(10歳、女性)
・グループオーディションの場合、対面の時よりも、一人一人に時間をしっかり使って頂いていると感じました。画面に監督のお顔が、近くにいるように見えて、対面よりもお話を集中して聞くことができました。(10歳、女性)
・今回、3回目のオンラインオーディションに参加致しました。2回は、事務所オーディションだったので、映画などのオーディションは、初めての参加になります。監督からいろんなアドバイスもきけて、凄く良い経験をさせていただきました。ありがとうございました。(11歳、女性)
・大きなオーディションや仕事はほとんど東京であるので、そういうチャンスを地方でつかめるかもしれないのはすごいことだと思います。経験もないぼくにレッスンの機会を与えてくださってありがとうございました。監督や他の人たちの演技に対する気持ちがとても勉強になりました。(9歳、男性)
オーディションにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
A芸フィルム第二弾として、2021年2月末〜3月にかけて、菱沼康介監督作品オーディション実施を予定しています。次回もたくさんの方からのご応募お待ちしています! お楽しみに!!
八重樫風雅監督プロフィール
1993年生まれ。北海道出身。
月川翔監督や山下敦弘監督の作品に助監督として従事。
初監督映画『灯台の子』でSTARDUST DIRECTORS film fes.2019でグランプリを受賞。
2020年公開の映画『別に、友達とかじゃない』でも監督を務めた。