【詳細レポート】榊原有佑監督による「個性」と「考える力」を活かして“オリジナルムービー制作”を実施しました!

2021.02.09

榊原有佑監督によるinterACT(インタラアクト)として「個性」と「考える力」を活かして“オリジナルムービー制作”を実施しました!

今回のインタラアクトでは、榊原監督がこの日のために作ってくださった、『あなたは神様?』という台本を使って演技レッスン & 撮影が行われました。

レッスンが始まるとさっそく、「渚役」「佳奈役」「神様役」の3人で台本をじっくり確認。生徒たちには事前に台本が渡されているため、各自で練習をしてきています。榊原監督は、話し方や表情、細かな動き、感情まで、丁寧に生徒たちに指導していきます。

Zoomを使った掛け合いの演技をするにあたって、「相手がどこにいる設定なのか」、「どこに体を向けて話をするのか」なども、監督から生徒たちに細かく伝えていきます。オンラインでの新鮮な演出に、生徒たちもワクワクとした表情を見せてくれました。

場面を細かく区切りながらリハーサルを繰り返し、ついに本番です!! 生徒たちは緊張と期待の表情ですが、果たして上手くいくのでしょうか?

榊原監督の「ヨーイ! ハイ!」という掛け声とともに演技がスタート。生徒たちは監督からのアドバイスを存分に活かして挑みます。

オンライン撮影時の様子

そして本番は無事に終了。榊原監督の「カット!」の声がかかると、生徒たちはホッとした表情を見せ、演技にも満足できたようでした。

▼参加した生徒の声

  • 榊原監督からの演出がとても丁寧で台本の内容も面白くてよかったです。ズームで映像は撮るのははじめてでどのような仕上がりになるのか楽しみです。(佳奈役・12歳)
  • 台本の内容も、演出も、本当に本当に楽しかったです! 台本を最初に読んだ時に、いろいろな想像ができてワクワクしたし、「インタラアクトの時間がもっと続けばいいのに!」と思うくらい楽しかったです!(渚役・10歳)
  • いつものレッスンよりも更に丁寧に細かくご指導をいただけたので特別感があって貴重な経験でした。(佳奈役・10歳)
  • 榊原監督が、的確な指示をしてくださって、全力で演技ができました。あと、監督が凄く褒めてくださったから、最近の表現に対する迷いが吹っ切れました!(渚役・14歳)
  • それぞれのキャラクターのことを台本から読み取って、キャラクターにあったセリフとか声の高さを変えて表現することを学びました。振り返りワークショップも参加させていただきます。(視聴参加・11歳)

榊原有佑監督から生徒達へメッセージ

台本を正しく理解したら、台本通りにお芝居するだけでなく、自分の個性をぶつけてほしいです。いいアイディアがあったら、「こういう風に考えたので、こういう風にやってみたい」と、ぜひ監督に伝えてみてください。
監督からしたら、いい作品にしようと思って、自分で考えて積極的にアイディアくれることはとてもありがたいし、役者としてすばらしいことです。完成した作品を楽しみに、次回の授業でまたお会いしましょう!

今回のインタラアクトは、撮影して終わりではなく、榊原監督自身が編集し、一つの作品が完成します。後日、完成した映像を見ながら、振り返りのワークショップを行います。生徒たちと一緒に、映像の完成を楽しみに待ちたいと思います。

榊原有佑監督、ありがとうございました!

講師プロフィール:榊原有佑監督

2013年に初監督を務めた『平穏な日々、奇蹟の陽』がアジア最大の国際短編映画祭 Short Shorts Film Festival & Asia 2014にノミネート。主演の有村架純はベストアクトレスアワード受賞。2018年に公開された長編映画『栞』は北京国際映画祭に正式出品、KINOTAYO現代日本映画祭ではイデム最優秀映像賞を受賞する。2019年公開された短編映画『島のシーグラス』はShort Shorts Film Festival & Asia 2019で「ひかりTVアワード」を受賞する。脚本、撮影から編集、VFXに至るまで映像制作に必要な技能を全て身につけ、フィクション・ドキュメンリー問わず創作を続ける。

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