A芸生の矢部 俐帆(やべ りほ)さんが株式会社DASHと所属契約を結ばれました。
公式サイト:http://www.dash-cm.co.jp/archives/artist/riho_yabe
俐帆さんは、A芸の母体であるand picturesのプロジェクトにも参加されていました。A芸開校前の2020年5月、ACT無料開放時も「学びを止めず」、研鑽を積んでいます。
無料開放時より俐帆さんの指導経験があり、2021年3月公開の俐帆さんの出演作『My House』(第4回ひかりTVアワード受賞監督作品)の監督でもある榊原有佑監督は、「(当時見た生徒たちの中で)A芸を通じて最も変わったんじゃないか」と話します。
「当初から思いっきりの良い表現は出来ていたのですが、繊細な表現力には課題がありました。しかし、わずか半年で演技のバリエーションがどんどん豊かになり、監督の演出に瞬時に対応できるようになりました。特に脚本の読解力はズバ抜けていて、脚本を正確に読み込むだけでなく、自分なりのアイディアを加えられる役者です。そこまで深く考えられるのか、とレッスンする度におどろきます」(榊原監督)。
『My House』の撮影時には、こんなエピソードが。俐帆さんの演じた姉とその弟の役名は、準備していたものの、あえて書かれていませんでした。俐帆さんは、撮影現場で「弟の名前を呼びながら追いかけたいから、名前はこれで良いですか?」と提案してきたそうです。榊原監督は、「自分の意見を持ち、脚本に書かれていない部分まで表現してくれる役者です。純粋な力量の伸びしろはまだまだあると思います」と今後に期待をされています。
俐帆さんは、ワークショップや、日々のレッスンと予復習動画の積み重ねによって、演技スキルと役者としての感性の両面で成長されたと言えるでしょう。
なお、2021年3月にイオンシネマで上映したA芸発表会(映画祭)では、短編作品『イキモノガカリ』(ササハラハヤト監督)に出演しました。
発表会(映画祭)について:https://act-college.com/visitor/screening/
A芸は事務所ではなく、事務所所属者・フリーを問わず学んでいます。映画監督と一緒に制作した短編作品などが目に止まり、スカウトを受ける場合があります。またA芸生優先のオーディションをきっかけに声が掛かることも。こうした際、A芸ではトラブルの無いよう所属手続き等のサポートを行っています。