【振り返りレッスン】「個性」と「考える力」が活かされた“ショートムービー”! 発表会に活かす

2021.03.08

先日レポートした榊原有佑監督によるinterACT(インタラアクト)では、「個性」と「考える力」を活かして、リモートでのショートムービー制作を実施。2組の出演生徒によるオリジナル作品『あなたは神様?』が完成し、鑑賞しながらのレッスンが行われました! 

集まった生徒たちの表情はさまざま。出演したために緊張の表情を浮かべる生徒もいれば、作品の鑑賞にワクワクしている生徒も見られます。
 「今回は2度の鑑賞をして、振り返っていきます」と始めていく榊原監督。作品の鑑賞前に、今回のインタラアクトの2つのポイントをおさらいしていきます。

1つは、体の向きや目線など、掛け合いの演技をZoomを使って撮影する際の注意点です。もう1つは、「渚役」「佳奈役」それぞれが役のことを理解して考えたセリフの部分です。これらのポイントを踏まえて、まずは作品を純粋に鑑賞します!
 オープニングや BGM・効果音、アニメーションも加わった完成作品を見つめる生徒たち。出演した生徒も、撮影時はギャラリー参加だった生徒も、編集が施された仕上がりに、恥ずかしいような、時折驚いたような表情を浮かべます。約5分の鑑賞終了後には自然と拍手をするようすも見られました。

鑑賞後、まずは監督から出演した生徒それぞれにフィードバックが丁寧に伝えられました。撮影時に出たアイデアの良さ、編集してみて気づいた細かな演技など、素晴らしかったところを挙げていく榊原監督。さらに、「そのキャラクターでいくなら、もっとこうした方が良かった」という箇所も、該当する映像を見ながら、細かく挙げていきます。撮影・編集を経たからこそのポイントです。映像を見ながら全員で学びを共有しやすいのは、オンラインレッスンならではの良さでもあります。

二度目の鑑賞も行い、今度はギャラリー参加だった生徒たちにも、出演者の良いところを挙げていってもらいます。良いところを言語化することもトレーニングになります。生徒たちの気付きに、榊原監督も「そんな所にも気づいたんだ、なるほどね」と、発見があったようです。
完成した作品を観ての感想、また良いところを言ってもらった感想を、出演した生徒たちに聞きました。

▼参加した生徒の声

  • 褒められて伸びるタイプなので、皆の感想はとても嬉しかったです(渚役・10歳)
  • 撮られている実感がなくて感情が伝わるか心配だったけど、新しい経験ができて良かった! 良い声と言われて嬉しかった(佳奈役・12歳)
  • 監督から、細かいところを考えたりしてよかったと言われたので、他の台本でも考えていきたい!(佳奈役・10歳)
  • 演技をやりきった感はあるけど、正面を向いた時の表情をもっと豊かにできないかな、という改善点も。「そういう人だと思わせたら勝ち」ができてると言われて、自信になった。(渚役・14歳)

榊原有佑監督から生徒達へメッセージ

 監督としては、その人の「短所」は大事ではないことがほとんどです。表情や声、キャラクターなどの役者の個性、つまり「良いところ」「長所」に注目してキャスティングし、“役を託して”いっています。
 今後もそれぞれの課題を改善していって欲しいとは思いつつも、ぜひ「良いところ」を伸ばしていってください。自分では、自分自身の良さに気づきにくい場合もあるので、ほかの人に聞いてみると良いかもしれません。逆に、ほかの人に対しても、セリフや表情など、具体的な良いところを伝えていきましょう!

榊原有佑監督、出演した生徒のみなさん、振り返りに参加した生徒のみなさん、お疲れさまでした!

講師プロフィール:榊原有佑監督

2013年に初監督を務めた『平穏な日々、奇蹟の陽』がアジア最大の国際短編映画祭 Short Shorts Film Festival & Asia 2014にノミネート。主演の有村架純はベストアクトレスアワード受賞。2018年に公開された長編映画『栞』は北京国際映画祭に正式出品、KINOTAYO現代日本映画祭ではイデム最優秀映像賞を受賞する。2019年公開された短編映画『島のシーグラス』はShort Shorts Film Festival & Asia 2019で「ひかりTVアワード」を受賞する。脚本、撮影から編集、VFXに至るまで映像制作に必要な技能を全て身につけ、フィクション・ドキュメンリー問わず創作を続ける。

https://act-college.com/instructors/yusuke-sakakibara/

Scroll to Top